ここのところ岐阜県の家づくりコンクールの資料を作っていますが、これを書かずにはいられない情報です。
設計屋が言うのだから営業ではありません、岐阜県内産の木材を使って家を建てると安いですよ、本当です。
人によって価値観は違うので、設計内容を無視して言っています。
しかし、以下に書くことは私が工事業者なら隠してしまいます、そりゃ当然、儲からなくなりますから。
それは贅沢をやめること・・・・またまた何を・・・と聞こえてきそうですが。
例えば、システムキッチンは最低ランクで充分ではないですか?
ユニットバスは多くの機能が欲しいですか?
エアコンは最初から欲しいですか?
まず設備関係の機能を削ってしまいましょう・・・・我慢できなくなってから取り付けましょう。
木材の関係だけで家を作ることを考えましょう、というか極力協力専門業者の数を減らしましょう。
ヒノキは柱は1本3000円でも手に入ります・・・・1件の住宅に対する木材の費用は税込み1900万の家で、大工工事が建て方造作手間込みで700万です。
なんと36パーセント。
考え方は、これを背骨にして雨露がしのげる最低限を考えてはどうでしょうか?
手作り住宅の発想こそ住まいづくりの原点です。
2006年09月23日
贅沢言わなきゃ木造住宅は安い
2006年09月21日
自民党総裁選と現場監理
前回でしたか建築主、設計監理者と施工者の関係を「良い子、悪い子、普通の子」に置き換えてお話しをしました。
これは建築主さんにとって得になる話しであるのは間違いないですが、このブログで読んだからといってもそれに近い経験や知識が少しでもないとにわかには納得できないでしょう。
昨日、自民党の総裁選があり、安部さんが新しい幹事長に当選されました。
まさに「良い子」が当選したようですが、個人的には語尾の歯切れの悪さは小泉さんのような劇的な指示率には繋がらない気がします。
・・・・と思います、・・・・と考える次第です、なんて何が言いたいのかどうしたいのかはっきり絞り込んで「憲法が変えます」と言ったらどうでしょう?
現場の監理ではこの「良い子」は建築主さんになってもらった方が納まりがいいし、大工さんも良い仕事をしてくれます。
なぜなら建築主さんは大工さんの仕事を褒めるのが一番だからです。
悪い子は私です(監理者です)・・・・これは言わずもがな。
先に走っていって道をつけてゆく役割です。
普通の子は建設会社の監督さんです。
この3つの役割分担が大切です。・・・・あくまで私の経験上での結論です。
でも言い得て妙。
自民党の総裁はやはり「悪い子」がなるべきではないでしょうか。・・・改革は止めないと言われるのなら。ば。
2006年09月15日
建築設計家にとってハウスメーカーは異星人とはいうものの・・・
あえてレア情報として てくてく家づくり〜シンプルモダンな家〜 をリンク集に加えてみました。
ハウスメーカーで営業マンをこなしてこられた筆者の毎日を率直に語ってみえます。
一度読んでみてください。
利害では向こう岸にある元ハウスメーカーさんをリンク集に加えたのは、本音で語られていることに共感したこと。
そして、いえずくりをしようとするみなさんに分かりやすい内容で、道筋を明るくしようとされている点が私と同じ考え方であることです。
なにわともあれ読んでみてください。面白いです。
2006年09月13日
得をするのはいい子、悪い子、普通の子
建築の設計監理者がいる現場はやっぱり得しますよ・・・なんて言いたいのはやまやまですが今朝の某番組でこんな場面を見ました。
今回の自民党総裁候補3氏を「いい子、悪い子、普通の子」だそうです。
吉田茂ゆずりの断定的ものの言い方、官僚的な理路整然としていて出来上がってて印象的でない言い方、・・・・・と思います、と親しみはあっても頼りない語尾のはっきりしない言い方。
やはり小泉節のアピール力には負けてます。
それにしても「いい子、悪い子、普通の子」には思わず笑ってしまいました、失礼。
こんな場面から以下のようなことを思いつきました。
設計監理者が存在する現場も何か似ている部分があります。
「いい子」は建築主?「悪い子」は工事担当者?、「普通の子」は監理者?。
こんな人間関係(現場での役割分担でしょうか)で運んでゆくと良い現場が残ってゆくようです。
いい子(良い子かな)と悪い子しかいない現場はケンカになったら収集がつかない、いやケンカにもならないかも・・・これも困った結果なりそう。
それぞれの思いや考え方をぶつけ合える環境がまずあること、そしてお互いの立場を100パーセントでないにしろ理解し合えるが、妥協しすぎないこと。
難しそうですが、いい子、悪い子、普通の子が揃うと良い現場が残せそうで設計者として笑ってしまった朝でした。
2006年09月09日
24時間換気扇は得か?
やはり得か損かに固執しますが24時間換気扇の損得論です。
みなさん得してますか?
わかんないだろうなーーーーなんてちょっと古すぎるギャグ・・・
ある日の建築主さんからの質問でした。
「どうしてあんなにたくさん換気扇をつけるんですか」・・・と
法令で定められていますから・・では納得できないだろうし、そんな理由では市民感情を逆撫でしている返答だろうと、県庁の裏金問題のさなかでは。
・・・と思いついた返答は、やはりお得意のエネルギー論でした。
誰もが気がつく最近の住宅の気密のよさ、気密住宅として施工しなくとも床面積1m2に対して5cm2という気密度のよさは公庫も統計的に認めています。
加えて最近の新しいエアコンの省エネ性能のよさ。
したがって24時間換気扇の本来の目的であったはずの揮発性有害物質の排出という目的以上に、住宅室内全体にわたる空気のゆっくりとした気流の流れ。
気密の良さ、エアコンの効率、緩やかな気流の流れ、これら3つの言葉から導かれる答えは、そうです。
もったいぶっていますが、心地良い温熱環境です。しかも省エネ。しかも健康的。
24時間換気扇をつけると工事費は10万円から15万円程度、電気代は24時間まわしたとしても1日8円程度、ところがこれだけの出費で、一番電気代のかかるエアコンは1台回せば1階の全室をカバーできる可能性アリアリ。
故人も昔から言い伝えているように空気の通りの良い住まいを作りなさいと。。
もろもろのウンチクで電話のお相手の建築主さんは・・・・一安心。
でもすべて冗談ではなくて事実です。・・大いに得します。
2006年09月06日
耐震工事は高価なものではない
前回に続いて耐震で知ってて得するお話しです。
前回よりたくさんは得しない・・・なんて書くと読んでもらえないかも。
なにも家が地震のときに壊れないようにするだけが耐震工事ではない。
たとえば普段の生活の中で建具が動かなかったらどうしますか?
そうです、建具屋さんを呼んで修理してもらいます。・・・そんなことがそういつもあっては困りますよね。
ところが耐震性能に気を配っていない家、たとえば耐力壁のバランスを計算していない家、第六感で、「昔からこんなもんでもってきたものさ」と大工さんが建ててしまっている家。
なにも大工さんが悪いなんて言ってません、せっかく確立してきた計算法を使わずに壁配置に気を使わないてはないぜ。
これはお金なんてかかるような話しではないのです。
施工する本人が知ってさえいればいいのです、これだけで建具屋さんを呼ぶ回数が減るのです。
ここまで話してくれば分かりますよね。
普段の小さな地震対策もしておくことが結構メンテナンス費用を減らすことになってくるよ・・・ってことだよ。
2006年09月01日
耐震工事は基礎から
今日は知ってると本当に得するんですよ、命助かるかもしれない。
また今日も新聞紙面に踊っていた「耐震改修進まず」の文字。
ここで出てくる言葉は異口同音に「あれだけの補助金では無理ですよ」・・・・・
すぐお金が足りない、とのたまう一般庶民、否、欲深き工事業者かもしれない。
補助金の少なさを嘆く前に何故「どうしたら少ない予算で効果的な耐震補強ができるか」と考えないの?
なんでも基礎が大切・・なんてよく言います、子供も口にするくらいのポピュラーな格言。
耐震工事も正に之。
予算が少なければ、基礎から順に上部構造へ順に丈夫にしてゆくという、まさに定石。
近所でも、耐震診断はタダと、診断をしてもらったらかなり危ないですよ、・・・・と不安を煽ってしまう外来異種の業者がいました。
挙句は弱い古い基礎に補強金物を取り付けて、はい200万円、と請求書を持ってきた。
「これで安心大丈夫です」・・・・・木造の構造を毎日カジッテイル私には何が安心なのかよく判らない。
何が判らないかと言うと、まず基礎を鉄筋コンクリートを頑丈にしておいてから、その上の土台を補強して金物で両者を繋ぎ、さらに土台とその上の柱を金物で繋ぐ、次には1階の耐力壁を作る。
これらを現状の状況を踏まえた上で計算でバランスよく配置してゆく。
お金がなければ全てを完璧にやる必要はないんです、下から順に出来るところまでやる。
もちろん200万円も金物だけに使うくらいなら、ずっとこちらのほうをお勧めします。
近所の大工さんに頼んで、設計事務所の作った補強計画に基づき、身の回りで集まる材料を使って・・・・
地味婚ならぬ地味補強でいきましょう。



